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【5年点検レポート】住んでからわかる“本当の住み心地”|二世帯住宅の暮らしとメンテナンスのお話

先日、オーナー様宅の5年点検へ伺いました。

5年点検では、外壁や外回り、バルコニーなどの状態確認を行っています。

今回は点検とあわせて、実際に5年間暮らしてみて感じた住み心地についてもお話を伺いました。

そして何より印象的だったのは、リフォーム部・酒井の対応でした。

点検中、引き出しの不具合やキッチンまわりのお悩みなど、奥様が日頃気になっていたことをその場で一つひとつ確認し、

すぐに調整や対応を行っていました。

「ずっと気になっていたので助かりました。」

と、オーナー様もとても安心されたご様子。

暮らしの中の小さな困りごとに丁寧に向き合い、その場でできる限り対応していく。

その積み重ねが、長いお付き合いの中での信頼につながっていくのだと、改めて感じました。

 

住み始めて感じた「快適さ」

以前のお住まいは、町家をリフォームした家だったそうです。

そのため、冬の寒さや気密性の違いは、住み始めてすぐに実感されたとのこと。

「全然違いますね。やっぱり暖かいです。」
「気密性があると安心感があります。」

という言葉が、とても印象的でした。

一方で、昔の家ならではの“風の抜け”の良さも大切にされていて、

「以前の家は風が抜ける家だったけれど、この家も2階はしっかり風が抜ける。」

とのこと。

庭側から自然に風が入り、季節を感じながら暮らせることも、この住まいの心地よさにつながっていました。

二世帯で、無理なく暮らす

今回のお住まいは、お母さまとの二世帯住宅です。

建て替えをきっかけに、今の暮らしが始まりました。

1階には、シャワー室と簡易キッチンを設置。

「シャワー室をつくって本当によかった。」

お母さまはテニスをされていて、夏場などは帰宅後すぐに1階でシャワーを使えることがとても便利なのだそうです。

また、簡易キッチンも日々大活躍。

お母さま自身で料理をしたり、生活をある程度完結できることで、お互いに気を遣いすぎず、

ちょうどいい距離感で暮らせていると話してくださいました。

さらに、お母さまは近所のお友達と週に3回ほど一緒にご飯を食べる習慣があるそうで、

「みんなで持ち寄ったり、誰かが作ったりしている。」

というお話も。

一人で抱え込まず、自然に暮らしを支え合う関係性が、とても素敵でした。

“回遊できる動線”が、子どもたちの遊び場に

特に「やってよかった」と話されていたのが、回遊できる動線です。

当初はパントリー案もあったそうですが、

「子どもが走り回れる場所になっていて、絶対あってよかったと思う。」

とお話してくださいました。

お子さまは9歳と2歳。

キッチンまわりをぐるぐる回れる動線は、家事のしやすさだけでなく、子どもたちにとって楽しい遊び場にもなっているそうです。

“便利”だけではなく、“動きたくなる家”になっていることが、暮らしやすさにつながっているように感じました。

音がつくる、心地よさ

ご実家では、天井スピーカーからラジオが流れる暮らしが日常だったそうです。

その時間が心地よい記憶として残っていたこともあり、

「家を建てるなら、スピーカーはつけたいもののひとつでした。」

と奥様。

今回の住まいでも、天井にスピーカーを設置。

空間全体にやさしく音が広がり、穏やかな空気が流れていました。

「ラジオは今でも毎日聴いています。もう日常の一部ですね。」

昔から続く習慣が、新しい住まいにも自然につながっていることが、とても素敵でした。

季節を感じる住まい

玄関まわりが整ったことで、お母さまが季節の花を飾るようになったそうです。

「玄関がすっきりして、花を飾りたくなった。」

住まいが変わることで、暮らし方や気持ちにも変化が生まれていることを感じました。

また、ご家族は“絵を飾ること”も大切にされていて、

「壁を広く取ってよかった。」
「子どもの絵を飾れるのが嬉しい。」

という言葉も印象的でした。

家族の時間や成長が、自然と住まいに残っていく。

そんな積み重ねが、この家らしい風景をつくっていました。

素材の表情がつくる落ち着き

お気に入りの場所として挙げられていたのが、トイレのシラス壁。

「白の“のぺっとした感じ”にはしたくなかった。」
「少し凹凸がある素材感が好き。」

素材に表情があることで、空間に奥行きや落ち着きが生まれていました。

“整いすぎない心地よさ”が、この住まいらしさにつながっているように感じます。

子育てと、暮らしの変化

子どもたちの成長とともに、おもちゃや作品、絵本など、物がどんどん増えていくこともリアルなお悩みとして話してくださいました。

「収納を増やしても、子どもが作るもののスピードの方が早い(笑)」

というお話には、思わずみんなで笑ってしまう場面も。

それでも、

「今しかない時間だから。」

という言葉が、とても印象に残っています。

家は、完成した瞬間がゴールではなく、暮らしながら少しずつ“その家らしく”育っていくものだと思います。

5年という時間の中で、ご家族それぞれの暮らし方が自然と住まいに馴染み、心地よい日常が積み重なっていました。

何気ない日常のひとつひとつが、この家ならではの風景になっていることを感じます。

住まいは、ただ暮らす場所ではなく、家族の時間や思い出を育てていく場所。

5年後の暮らしを見せていただき、改めてそんなことを感じる、あたたかな点検時間でした。

著者松岡 大玄 更新日: 2026年5月29日

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