COLUMN コラム

子どもが吸う空気を考える。床30cmの空気環境という視点 ― 24時間全熱交換型換気システム「sumika」とは ―

家づくりというと、間取りやデザイン、性能といった「目に見える部分」に意識が向きがちです。
しかし、実際の暮らしの心地よさを大きく左右しているのは、「目に見えない空気」です。

 

朝起きたときの空気の軽さ。
帰宅したときのこもったにおい。
なんとなく感じる居心地のよさ。

それらはすべて、空気の質によって生まれています。

 

 


■ 室内の空気は、思っている以上に影響を受けている

私たちが暮らす室内には、
ハウスダストや花粉、生活臭など、さまざまな要素が存在しています。

そしてそれらの多くは、時間とともに床へと落ちていきます。

つまり、空気は常に均一ではなく、
高さによって質が異なるという特徴があります。

 

 


 

■ 子どもは「床に近い空気」で暮らしている

特に小さなお子さまは、
床に座ったり、寝転んだりしながら過ごす時間が長くなります。

 

その高さは、およそ床上30cm。

 

実はこの高さこそ、
ホコリや花粉が溜まりやすい、もっとも空気環境の影響を受けやすい場所です。

 

大人と同じ空間にいても、吸っている空気は違う。

この視点は、住まいを考えるうえでとても大切です。

 


■ 換気の考え方を変えるという選択

一般的な住宅では、
天井付近から空気を排気する換気方法が主流です。

 

しかし、汚れやすい空気が溜まるのは床付近。

このズレを解消するために、LIVIAでは換気の考え方そのものを見直しています。

 


■ 床から空気を整える「sumika」という仕組み

LIVIAが採用しているのが、
24時間全熱交換型換気システム「sumika」です。

 

 

 

このシステムの大きな特徴は、床面から空気を排気すること

 

床に溜まりやすい空気を効率よく外へ排出することで、
室内全体の空気環境を整えます。

 

見えない部分ではありますが、暮らしの快適さに大きく影響するポイントです。

 


■ 快適さを保ちながら空気を入れ替える

sumikaは「全熱交換型」の換気システムでもあります。

 

外の空気を取り入れる際に、
室内の温度や湿度をできるだけ保ったまま換気を行うため、

 

冬は暖かさを逃しにくく、
夏は涼しさを損ないにくい。

 

空気を入れ替えながらも、快適な室内環境を維持することができます。

 


■ 見えない部分こそ、長く安心できる設計に

sumikaは給気ダクトを必要としない設計のため、
ダクト内部の汚れを気にする必要がありません。

日々のメンテナンスも比較的しやすく、長く安心して使い続けることができます。

設備は、取り入れた後の安心感も重要です。

 


■ 暮らしの中で感じる変化

このような仕組みは、数値だけでなく、
日々の暮らしの中で体感として現れてきます。

 

・帰宅したときのこもったにおいが気にならない
・部屋干しでも空気が重たくならない
・花粉の季節でも過ごしやすい

 

何気ない日常の中で、「空気が違う」と感じられること。

 

それが、住まいの質を高めてくれます。

 


 

■ 空気まで設計するという考え方

住まいの性能は、断熱や気密だけで決まるものではありません。

 

空気の流れ、素材、そして換気。
それぞれがバランスよく整うことで、はじめて心地よい空間が生まれます。

 

LIVIAでは、目に見えるデザインだけでなく、見えない空気の質まで含めて住まいを設計しています。

 


毎日、当たり前のように吸っている空気。

だからこそ、その質に目を向けることが、
これからの家づくりにおいて重要だと考えています。

 

子どもが過ごす高さの空気まで整えること。

それは、家族みんなが安心して暮らすための、ひとつの答えです。

 

空気まで丁寧に設計された住まいで、心地よい毎日をはじめてみませんか。

著者松岡 大玄 更新日: 2026年4月13日

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