COLUMN コラム
松岡 大玄

エアコン1台で家中快適に

大阪まで気になる換気・空調メーカーの実験棟へ見学に行って来ました。

 

弊社の住宅は、もともと断熱等級が6相当の性能があり、また、家の気密性能についてもC値0.5を下回らないといった高断熱・高気密住宅を造っております。

 

HPでは、デザイン、素材、情緒的な空間を伝えたくて、あまり堅苦しい性能の事はうたっておらず、出来ていて当然みたいな意識で今に至っておりますが、実は断熱・気密性能には自信を持っている会社なんです。

ただ最近では、お客様やオーナー様からHPにて高性能な事、快適性能や省エネの事等をもっと表現するべきとのお声がチラホラお聞きしますので、頑張ってHPの更新をして行こうかなと思っております。大変な作業なんですが、日々隙間時間を作り頑張ります(´;ω;`)ウッ…

 

換気・空調の話に戻りますが、これからの家創り、断熱・気密性能の次は換気と空調なんです!

 

地球沸騰化と言われる世界的な異常気象が続いているなか、京都でも今年は記録的な猛暑日が続いております。

加えて、電気代の高騰含めエネルギー消費を抑えながら、如何に快適に住まうかという事のレベルが総じて一段と高まった気がします。

 

そこで、リビアの高断熱・高気密住宅を基に基礎断熱とひと手間を加え、そこに全熱交換器の換気システムと床下冷暖房をビルトインするだけで、壁掛けエアコン1台で家中の空調を賄うという事にチャレンジとアップデートを現在検証中でございます。

 

ただこの場合、一番難しいのは冷房計画です。暖房は暖められた空気は風船の様に勝手に上へ上へと上り、天井に付けたサーキュレーターにより1階へ戻す事は容易に計画出来るのですが、冷房はそうは行きません。床下周辺に溜まった冷気を如何に効率よく上部の2階の各部屋へ運ぶかが肝要です。

 

この様に。

 

色々と検討を重ね良いモノが出来そうです。

監修者松岡大玄 更新日: 2024年9月29日

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