COLUMN コラム
松岡 大玄

吉村順三の建築

東京での家具と新しい素材の打合せを終え、その足で竹中工務店さんの東京本社ビルで開催されていた、建築家・吉村順三の眼(まなざし)に触れてきました。

建築家・吉村順三さんは、第二次世界大戦をはさんで日本とアメリカを行き来し、日本の建築文化をアメリカへ伝えた建築家です。

ニューヨーク近代美術館(MoMA)の中庭に建設された「松風荘」をはじめ、モテル・オン・マウンテン等の作品を通じて当時アメリカで話題になった方です。建築家・隈研吾さんもリスペクトされているお一人で、自らの事務所も吉村順三さんが設計された青山タワービルのペントハウスで活動されておられます。

個人的には猪熊邸に惹かれますが、吉村さんの作品には、今でも精彩に溢れ、時を経つことでむしろ使い手の心地よさが増す建築として継承されています。

真摯で誠実な建築家、そんな吉村順三さんに憧れる一人です。

 

空いた時間で、東京へ転職した長女と落ち合わせ、ゴッホ展を覗いてきました。

ご存知の通り印象派の画家で、「赤と黄色のみで全てを表現したい」の言葉を残されている程、

色の表現に魅了させられる画家です。

 

 

 

 

 

何故かこの言葉が刺さりました。

 

帰りは、ロンドンで話題の伝説的なレストランを手掛ける、アラン・ヤウ氏のYAU MAYの日本一号店にて夕食。

ヤバイくらいに絶品でした!

料理もさることながら、スタッフのホスピタリティや立ち居振る舞いが洗練されており大変感銘を受けました。

 

料理も進み長女が一言

「先日、誕生日やったやろ!なので今日は私が払います」の言葉に、

いいよ!と照れ隠しで不機嫌な態度を示しながら、心の奥では娘の成長と優しさと頼もしさに微笑んでおりました。

素直で無い父親です。

すみません。

 

 

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