COLUMN コラム

住まいと香り|自然素材と植物でつくる癒しの空間

家の中にふと漂う“良い香り”は、暮らしの質を大きく変えてくれます。
木の香り、土壁のやわらかな匂い、庭のハーブや観葉植物の爽やかな香り…。
自然素材と植物がもたらす香りは、人工的な芳香剤とは違い、時間とともに変化しながら、住まいに静かな癒しを与えてくれます。

香りは「視覚には見えないデザイン」。
緊張をほどく玄関、リラックスできるリビング、集中できるワークスペースなど、空間ごとに香りを整えることで、暮らしはより豊かで心地よくなります。

今回は、自然素材や植物を取り入れながら、香りとともに暮らす住まいのつくり方をご紹介します。

1. 香りがもたらす暮らしの心地よさ

私たちの住まいは、見た目の美しさだけでなく、五感で感じる心地よさも大切です。特に「香り」は、空間の印象や気分に大きな影響を与えます。朝起きたときの爽やかな空気、夜にリラックスできる穏やかな香り——これらは日常の小さな癒しとして、住まいに豊かさをもたらしてくれます。

 

2. 自然素材が生み出すやさしい香り

木や土、漆喰などの自然素材は、視覚だけでなく嗅覚にも穏やかな刺激を与えます。たとえば無垢材のフローリングや建具は、時間が経つほどに深みのある木の香りを楽しめます。漆喰の壁は、調湿作用だけでなく、清潔感のある土の香りが室内をやさしく包み込みます。

 

3. 植物で香りと癒しをプラス

室内にグリーンを取り入れることで、香りと空間の癒し効果が一層高まります。ハーブや観葉植物は視覚的にも美しく、軽やかな香りが空気に溶け込みます。たとえば:

・ローズマリーやラベンダー:リビングや寝室に置けば、集中力アップやリラックスに効果的

・ミントやレモンバーム:爽やかな香りでキッチンやダイニングに最適

・観葉植物:香りだけでなく、空気清浄や湿度調整にも役立ちます

 

4. 設計段階から考える香りのある住まい

香りを意識した住まいづくりでは、設計段階からの工夫が重要です。窓の配置や風の流れ、素材選びを通して、自然の香りが心地よく広がる動線をつくります。また、植物を置く場所や光の取り入れ方も、香りの体験を左右します。たとえば、リビングの一角に日当たりのよいハーブコーナーを設けるだけで、家全体にさりげなく香りが漂います。

 

5. 日常に取り入れる香りの工夫

・玄関:自然素材の土間や木の香りで、帰宅時にほっとできる空間に

・リビング:観葉植物やハーブを窓辺に配置し、日差しと香りを同時に楽しむ

・寝室:ラベンダーやアロマオイルでリラックスできる香り環境をつくる

香りを意識した住まいは、家族の日常に小さな癒しをもたらします。デザイン性と快適性を両立させながら、自然素材と植物を上手に取り入れることで、心地よい香りのある空間を手に入れることができます。

【コラムまとめ】

・香りは住まいの居心地を左右する大切な要素

・無垢材・漆喰などの自然素材がやさしい香りをもたらす

・室内植物で香りと癒しをプラス

・設計段階から香りを考えることで、日常の快適さがさらに向上

 

💡 ワンポイント
「香りのある暮らし」は特別な設備を必要とせず、素材や植物の選び方で日常に取り入れられます。家づくりの際に、五感で感じる心地よさもぜひ意識してみてください。

著者松岡 大玄 更新日: 2025年12月15日

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