COLUMN コラム

住まいと玄関|土間空間がもたらす多目的な暮らしのヒント

こんにちは。LIVIA一級建築士事務所(株式会社イー住まい)です。

玄関は住まいの“顔”であり、外と内をつなぐ大切な空間です。
特に「土間玄関」は昔ながらの日本家屋の良さを活かしつつ、現代の暮らしに合わせて多様な使い方ができる注目の設計です。
今回は、土間玄関の魅力やメリット・デメリットを解説し、暮らしを豊かにする活用方法をご紹介します。

 

 

◆玄関土間とは?昔から現代まで続く多目的スペース

玄関の土間と聞くと「昔の古い家にあるもの」というイメージが強いかもしれません。
確かに明治時代までの日本の家屋では土間が当たり前の設えで、家事や農作業のための実用スペースとして活用されていました。

しかし現代では、土間は単なる作業場や汚れを気にせず使えるスペースにとどまらず、家族のライフスタイルや趣味に合わせて多目的に使える自由な空間として注目されています。

土間とは、屋内で靴を履いたまま移動できるスペースを指し、玄関(土間を含む建物の主要な出入り口)に広い土間がある場合、「玄関土間」と

呼ばれます。

 

 

◆土間玄関のメリット

  • 靴のまま作業や荷物の出し入れができ、動線がスムーズ
  • 自転車やベビーカーの置き場、アウトドア用品の収納にも便利
  • 広ければ趣味スペースやガーデニングの準備場所にも活用可能
  • 掃除がしやすく、汚れを気にせず使える
  • 室内との境目として空間の広がりやアクセントになる

 

◆土間玄関のデメリット

  • 一般的なフローリング玄関より冷えやすい場合がある
  • 居住スペースが狭くなることもある
  • 室内との段差が気になることがある(バリアフリー設計の工夫が必要)

◆素材選びのポイント

土間は素材によって見た目や機能性が大きく異なります。

  • コンクリート:丈夫で掃除がしやすく、洗い出し仕上げで表情豊かに。滑りにくく和風・ナチュラルな家に好相性。
  • モルタル:さらっとした無機質な質感が人気。コンクリートより細かい仕上がりだが、乾燥でひび割れやすい。
  • タイル:耐久性・耐水性に優れ、色柄が豊富。掃除しやすい反面、雨の日は滑りやすいタイプもある。
  • 天然石:唯一無二の表情と高級感。種類によっては耐水性が低く、酸に弱い場合もあるためお手入れ注意。

デザイン性と使い勝手、手入れのしやすさを考慮して選ぶことが、長く快適に使うためのポイントです。

 

 

◆おすすめの使い方・設計ポイント

・間取りをよく考慮する
土間を最大限活用するには、使い道と設置場所を事前に明確にすることが大切です。生活動線を確認し、必要に応じて「土間を通るルート」と「通らないルート」を両方確保すると使い勝手が向上します。

・室内と段差を抑える
バリアフリー設計にすると移動がスムーズになり、誰でも使いやすい空間に。

・収納やベンチを設ける
靴や道具をすっきり収納でき、腰掛けスペースとしても便利です。

・明るさや換気を工夫
採光や通風を確保し、快適で清潔な空間を保ちます。

・見せる収納と隠す収納を使い分ける
生活感を抑えつつ、デザイン性も高められます。

 

最後に

土間玄関は、玄関空間を“ただの出入口”から、暮らしをより便利で快適にする多目的スペースへと変えてくれる魅力的なアイデアです。
LIVIAでは、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた土間玄関のある家づくりや玄関収納の工夫、快適な動線設計をご提案しています。
「家づくりで土間玄関を取り入れたい」「収納力のある玄関を実現したい」という方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
理想の住まいづくりを、経験豊富なスタッフが全力でサポートいたします。

 

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著者松岡 大玄 更新日: 2025年8月28日

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