賀正

新年明けましておめでとうございます。

昨年も大変お世話になりました。

 

今期で２６年目に入りました事、慌ただしい昨年が過ぎ、健やかにまた、意気揚々と新年を迎えられた事を改めて皆様に感謝を申し上げます。

 

昨年も例年同様に沢山の御縁やご紹介を頂いた事など嬉しい事も沢山あり、反面、社内人事評価制度含め計画通り進める事が出来ていないものも有りましたが、「一年の計は元旦にあり」といわれるように、毎年三が日には昨年の総括と新年の計画を自問自答するのが自分のルーティーンのひとつでもあります。

これら自身の考えを、今年より新たに加わった１名の若手設計士を含め全員に年始から社内へ落とし込み共有して行きます。

 

今、世の中が大きく変わり始めています。

住宅業界においては、以前の様に旺盛な需要に支えられ大量に住宅を作って来たパワービルダーなどが苦境を強いられております。

今後、住宅会社に求められる事も大きく変わりはじめており、似たようなモノを大量に作るためにシステムや制約だらけで家を作る時代では無く、建て主一人一人の価値観や拘りに寄り添い自由な考えや要望に向き合いながら、居心地の良いプランの提案や、耐震・断熱性能をはじめとする各性能をコントロール出来る設計・提案力など、そんな住まい創りが台頭する時代であると確信しております。

 

もともと、地域密着型で自社設計と施工を行い、高性能で拘りのある注文住宅を少数精鋭で創って来た弊社ですので、年間で決まった数の新築棟数しか施工出来ない状況のなか昨今のインフレの影響で以前に比べべリノベーションやリフォームの相談が大きく増え、毎日充実した日々を過ごさせて頂いております。今後もその流れが進む中、新築・リノベーション共に今まで以上に高性能で自然素材を使ったシンプルではあるものの心地よい居場所を創造する設計力で「余白のある住まい」をご提供し、益々皆様に支持される会社へと成長して参りますので、本年も皆様の「拘り」を沢山聞かせて下さい。

 

 

末筆ではございますが、　今年も沢山のオーナー様からのお年賀有難う御座いました。

成長されたお子様やお幸せに暮らされている姿のお写真、それに嬉しいお言葉の数々を頂戴し感慨深いものがありました。

 

今年一年も、皆様にとって幸多き年になりますよう心より祈念申し上げます。