WORKS 施工事例
間口2.0mに建つ、開放感と中庭のある家
間口2.0mに建つ、開放感と中庭のある家

間口2.0mに建つ、開放感と中庭のある家

京都市伏見区 N様邸
ご家族構成:
ご夫婦+子ども2人

建築種別:木造2階建て
敷地面積:167.09㎡(50.5坪) 
延床面積:139.78㎡(42.3坪)
素材:内壁 漆喰・床 無垢材 メープル
耐震性:耐震等級3(許容応力度計算) 
断熱仕様:セルロースファイバー
テーマ:ナチュラル
その他:長期優良住宅、中庭

プランコンセプト

限られた間口2.0mの狭小地に建てたこちらの住まいは、コンパクトながらも光と風を存分に取り込む設計が特徴です。
ロフトまで抜ける大きな吹抜けにより、1階・2階・ロフトがゆるやかに繋がり、広がりと家族の一体感を感じられる空間に。空中にかかる無垢材の梁や窓枠が美しく際立ち、床には温かみのある無垢メープル材を使用しました。
ダイニングキッチンは、家族の会話が自然と弾む心地よいスペース。飾り棚やキャビネットで生活雑貨をまとめ、すっきりと整えています。
美術館のエントランスのような玄関廊下には、中庭の植栽が望める横長FIX窓を設置。壁の下半分を立ち上げることで視線を緑に誘導し、風が抜ける空間にはデッキの床に揺れる樹木の影が美しく映えます。
和室は格子状の網代天井や黒とび色の襖が印象的。吊り収納の下部には照明を設け、床の間のような使い方も可能です。さらに、将来の生活を見据え掃き出し窓にスロープを設置し、駐車場からの直接出入りを可能にしています。
狭小地ならではの工夫を凝らしながらも、豊かな自然光と風が通る快適な暮らしを実現した住宅です。

著者松岡 大玄 更新日: 2025年7月12日

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