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安全な空気を思いっきり吸い込みたい

松岡 大玄 自己紹介へ
2020/10/07(水) 松岡大玄

e-sumaiでは、和室、トイレ、洗面脱衣室の壁に、シラス壁というユニークな素材を採用しております。(PREMIUMに標準採用)

 このシラス壁の消臭・調湿・抗菌といった多機能性は建築業界でもよく知られております。

高価な素材なのですが、高千穂シラスさんより特別価格(ご担当者曰く、京都で一番安く卸しておりますとの事)で御提供頂き、上記の箇所には標準採用しておりますが、なかには家全体をシラス壁にされる方もおられます。

 

シラス壁の大きな特徴は、つなぎも含め100%自然素材(オーガニック)でありながら、高い多機能性を発揮することにあり、特に消臭性能は群を抜いております。

 

特にトイレのアンモニアやペット臭は約30分、体臭は約1時間でほぼゼロになることを実験で検証されており、住まい手からは「多頭飼いでもペット臭が気にならず家に人を呼べるようになった」「洗濯物の部屋干し臭がしなくなった」「焼肉のニオイが残らなくなった」など消臭効果を報告する声が多数寄せられております。

 

 

同様に、家具などが放出する揮発性有機化合物(VOC)も強力に吸着し、実験結果ではホルムアルデヒド濃度を約30分でほぼゼロにまで低減できる事を確認されております。

いわば壁そのものが空気清浄機の働きをするわけですが、そこには動力やフィルター交換も不要で故障や買い替えとも無縁でいられます。

 

さらにもう1つ、シラス壁特有の機能として調湿性が挙げられます。

室内の湿度が高くなると吸湿し、低くなると放湿するため、梅雨時のジメジメや部屋干しの洗濯物から出る湿気・ニオイを吸収し、室内結露の発生を抑え、室内の空気を1年じゅうサラッと保ちます。

この様な調湿効果については、他の部屋の壁に使用している漆喰においても同じ様な事が期待出来ます。

 ここ数年の夏の猛暑でも、シラス壁や漆喰の包まれた家にお住まいの皆様より、「室内温計の数値よりも体感温度が低く感じる」とお褒め頂いており、エアコンの使用量を抑えながら快適性をキープし、電気代の節約にも繋がっているはずです。

 

3つ目の機能としては、除菌・抗菌作用です。

抗菌性能に関しては、シラス壁以外の各居室の壁に使用している漆喰においても古代エジプトの時代からその効果が期待されておりますが、シラス壁の菌への抵抗性は実験で明らかにされております。

空気浮遊菌に対する除菌効果を検証する試験では、菌を噴霧して3時間後、非シラス壁は菌の数が100分の1程度に減ったのに対し、シラス壁は2000分の1に減少した事が証明されております。

 

 ところでシラス壁は、自然素材・多孔質・白色などの共通点から珪藻土と比べられることが多くありますが、植物プランクトンの化石である珪藻土はそのもの自体で固まる事が出来ない為、樹脂やカーボンなどの化学物質がつなぎなどに使用されており、100%素材のシラスや漆喰とはまったく異なります。

シラスは火山から噴出したマグマが急激に冷えて粉末状に堆積した物質であること、しかも結晶化していない非晶質の割合が60%~80%を占め、環境によっては触媒的機能が活性化される非常にユニークな素材です。

 いまだ詳しいメカニズムは明らかになっていないものの、シラス壁は触媒に類以した機能を発揮することが各種実験で確認されており、ニオイや菌、VOCを低減する多機能性もこの触媒的な機能が作用していると考えられているそうです。

 つまり、吸着するだけでななく、分解して無害化する働きがあるということと、ニオイやVOCが再放出することなく、効果は半永久的に続くという事です。

 

先日、高千穂シラスさんより、7月より抗ウイルス作用の実験を開始されたと聞きました。

新型コロナウイルス感染症の流行、そしてウイルスへの抵抗性を示唆する事例として「保育園をシラス壁にしたところ園児が1人もインフルエンザに感染しなかった」などが以前から多数報告されており、そうした実績を踏まえ化学的な実験を行い来年には一定の成果を得たいとの事です。

 

新型コロナを機に、私たちのライフスタイルは大きく変わりました。

人は1日に体積にして500㎖のペットボトル約3万本分もの空気を吸い込んでいるそうです。ステイホームの暮らしにおいて、体に取り込む空気のほとんどを家の中でまかなうため、「空気の質」がこれまで以上に大切になってきております。

清浄で、快適で、安全な空気を思いっきり吸い込んでください。

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