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セルロースファイバーという断熱材

松岡 大玄 自己紹介へ
2018/04/24(火) 松岡大玄

セルロースファイバーという断熱材はご存知でしょうか?

皆さん、知りませんよね!?

住宅業界の方でも知らない人を見かけますので、住宅業界以外の方には「何か繊維ぽいもの?」といった程度だという感じとおもいます。

 

ちなみに、日本の住宅で使われている断熱材は大きく分けて3種類ございます。

1つ目は、フェノールフォームや押出法ポリスチレンフォームなどの発泡プラスチック系の断熱材。2つ目が、ガラス繊維等から出来ているグラスウールやロックウールといった無機繊維系の断熱材で、昔から日本の住宅に多く使われています。3つ目が、セルロースファイバーやインシュレーションボードなどの木質繊維系の断熱材です。

もちろん、それぞれ一長一短があります。

フェノールフォームなどの発泡系は石油製品なので火災時は良く燃えます。

 

 

ついでに、ガラス繊維で出来ているグラスウールに火を近付けてみると以外に良く燃えるんです。

ガラス繊維が溶けて大きな穴が開きます。

 

 

ちなみに、羊毛の断熱材はこのありさまです。

 

そして、セルロースファイバーの断熱材。

表面は炭化するものの、ホウ酸・ホウ砂処理された新聞紙(木質繊維)なので殆ど燃え広がらず、有害な一酸化炭素ガスも出しません。

しかもホウ酸は天然の鉱物(ノンケミカル)なので人体に安全で毒性は食塩と同程度。

 

 肝心の断熱性能はと言いますと、熱伝導率も低いうえに繊維の中に空気砲があり絡み合った繊維も空気層を作るので断熱性能も高い断熱材です。しかも、断熱施行で隙間なく断熱材を充填出来るため断熱欠損(断熱材の隙間)が殆ど起こしません。

左のグラスウールと違い、配管やスイッチボックス・コンセントボックス周りも隙間が出来てませんよね。

 

では、もう一つの発泡プラスチック系の断熱材はというと、気密テープ等を使いキチンと施工すればセルロースファイバーの様に断熱欠損が防げるのですが、木質繊維質の様に調湿効果が全くありません。セルロースファイバーは呼吸する断熱材といわれており、調湿性が適度な湿度をもたらし壁内結露を防ぎ(メーカーの20年無結露保証付)下の写真にある様にはならず何時も乾燥した状態をキープできます。

 (グラスウール等の断熱材は、壁内結露が原因により水に濡れてしまうと断熱効果が半減すると言われており、何よりも濡れた断熱材に吸い寄せられるて発生する腐朽菌の増殖が木材を腐らせ、その撒き散らされる胞子により、住む人の健康まで蝕んでいきます)

 

過去携わったリフォームの現場でこの様な状況を沢山見てきたからこそ、価格が高いという短所を克服しセルロースファイバーの断熱材を皆様に進めているゆえんでもあります。

 お住まいになられている多くのオーナー様は皆さん、セルロースファイバーと漆喰が作り出す澄み切った室内空間を絶賛されます

まさに私達が考える「理想の断熱材」

檜の柱・漆喰の壁・無垢の床(自然素材)を活かした省CO2で高品質多機能断熱材を隙間なく充填でき、心地よい室内環境がえられるセルロースファイバーの断熱材なのです。

 

安心安全:火災に強いこと・シックハウスにならないこと・公的機関の性能規格に適合していること。

快  適:心地よい温熱環境が得られること・調湿効果があること・吸音効果があること。

健  康:ヒートショックが起こらないこと・壁内結露を起こさないこと。

省  エ  ネ:冷暖房費が少ないこと・地球にやさしいこと。

 

 

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